藤井聡太さんが名人戦に勝利し七冠を獲得したことで話題となっていますよね。
将棋界で最も注目を集めている藤井さんですが、年収推移や総収入がいくらくらいなのか気になるもの。
そこで藤井聡太さんの年収推移(最新)や収入源・総収入について詳しくまとめました。
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将棋のタイトルと優勝賞金額は?スポンサーはどこ?王位戦にも注目!
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目次
藤井聡太の年収推移は?
藤井聡太さんの年収推移(予想)は以下のとおりです。
年 | 賞金・対局料 | 基本給(予想) | その他収入(予想) | 年収(予想) | 段位 |
2023年 | 1億4000万円(予想) | 800万円 | 1億円以上 | 2億5000万円 | 八冠 |
2022年 | 1億2205万円 | 800万円 | 1億円以上 | 2億3000万円 | 竜王・五冠 |
2021年 | 6996万円 | 800万円 | 1億円以上 | 1億7000万円 | 竜王・五冠 |
2020年 | 4554万円 | 800万円 | 1500万円 | 7000万円 | 二冠 |
2019年 | 2108万円 | 800万円 | 1000万円 | 4000万円 | 七段 |
2018年 | 2031万円 | 800万円 | 1000万円 | 3800万円 | 七段 |
2016年に史上最年少でプロ入りした藤井聡太さんですが、2020年には2つのタイトルを獲得し、その後は着々と獲得タイトルを増やし、現在七冠まで達成しています。
その分獲得賞金も徐々に増えてきていますが、併せてスポンサーなどの広告収入も含めると2021年の時点ですでに億越えはしているだろうと予想します。
棋士の世界でも億越えはごくわずかの方たちだけですが、20歳ほどでこれだけ稼ぐことができるのはほんのひと握りの人しかいませんよね。
それだけ藤井さんが凄すぎることがよく分かります。
藤井聡太年収の収入源内訳は?
基本給(参稼報奨金)
まず基本給は主に順位戦によるクラス分けにより決まります。
順位戦には棋士は全員参加し、その中で、名人を頂点として、A級からC級(A、B1、B2、C1、C2)にまでクラス分けされます。
このクラス分けでは、1クラスランクが下がるとだいたい基本給も7割ほど下がってしまうとも言われています。
さらにこの順位戦のクラスによって決まる額は基本給の7割程度となります。
仮に名人が100万円とすると、
クラス名 | 順位戦により決まる額 | 基本給(月額) |
名人 | 100万 | 143万 |
A | 70万 | 100万 |
B1 | 49万 | 70万 |
B2 | 34万 | 49万 |
C1 | 24万 | 34万 |
C2 | 17万 | 24万 |
フリー | 0万 | 10万 |
この場合に基づくと、藤井さんの場合は名人級の約100万円/月の基本給を受け取っていることが分かりますね!
賞金・対局料
賞金はタイトルを獲得するともらえるお金である一方、対局料とは相手棋士と対局を行うことで貰えるもので、歩合的なお給料でもあります。
この対局料が公表されることはほとんどありませんが、勝てば勝つほど対局が増えていくことになるため、勝てばその分対局料も懐に入ってくることになりますよね。
そのため、トーナメント形式の対局であれば、どんどん上り詰めることによって、貰える対局料も大きくなることが分かります。
ちなみに2022年の獲得賞金・対局料ランキングでは、5冠を獲得した藤井聡太さんが1位となり、約1億2205万円とのこと。
そのうち、タイトル賞金額が約7,000万前後(王将・竜王・王位・叡王・棋聖)と推定すると、対局料は5000万円前後というところでしょうか。
となると、八冠獲得となれば、対局料もさらに増えますね!
いずれにせよ、夢がある世界です。
指導料・イベント出演料
プロ棋士の方たちは、スポンサーや自治体が主催するイベントなどで将棋教室を開催することがあります。
通常指導料は3万~4万円が指導1回あたりの相場だと言われていますが、藤井聡太さんのようにかなり有名な棋士となれば、さらに指導料が大きくなる可能性もあります。
また、段位によっても指導料が変わってくるとも言われています。
ただ、藤井さんの場合は、公式戦などでかなり多忙な生活を送っているため、数はそんなに多くないと予想されますが、子どもたちの将棋大会などに特別ゲストとして参加し、指導対局なども行っていることから、これらを勘案すると、数百万円は年間指導料として得ているとも考えられますね。
広告収入(スポンサー契約など)
CMやYouTubeなどに出演した際の広告収入なども、副収入に含まれます。
スポンサー契約を結んだCM料などは、1社あたり3000万円程度とも言われているところ、藤井聡太さんは2023年現時点で2021年に「サントリー」「不二家」「日本AMD」とスポンサー契約を結んでいることから、3社の合計で1億円前後の広告収入があるのではないかと言われています。
広告収入だけでもかなりの額で驚きですね!
印税・グッズ販売
本の出版などでの印税収入も副収入として換算されます。
藤井聡太さんもご本人が監修した将棋本や、ご本人を題材として書かれた書籍なども何冊もあり、さらには藤井聡太さんのゲームソフトまで販売されていますよね。
また、藤井聡太さんが書いた文字を使った扇子やタオルなどもグッズとして販売されています。
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ともなると、詳しくは発表されていないものの、1000万円以上の印税・グッズ販売収入が発生しているのではないかと予想されます。
藤井聡太2023年の年収・総収入は何億?
藤井聡太さんですが、2023年6月1日に名人戦に勝利しましたね。
そこで年収・総収入は以下のとおり予想されます。
収入 | 金額(予想) |
基本給 | 800万円 |
優勝賞金・対局料 | 1億7000万円 |
指導料・イベント出演料 | 300万円 |
広告収入 | 1億円 |
印税・グッズ販売 | 1000万円 |
合計 | 2億9100万円(予想) |
これらはあくまで予想ですが、八冠を獲得した現在、推定でも3億円近くの年収となると見込まれます。
20歳にしてこれだけ稼ぐ棋士となると本当に凄い事ですね。
藤井聡太の年収は今何位?
藤井聡太さんの年収ですが、日本将棋連盟による獲得賞金・対局料ベスト10によると、2022年時点では1位でした。
今年は昨年より獲得タイトルを増やし、さらには日本将棋界でも話題沸騰中でもあるため、獲得賞金・対局料以外の副収入の額を見込んだとしても、2023年においても1位となることが予想されます。
2021年では3位だった藤井聡太さんがここまで上り詰め、さらには八冠を獲得することになるなんて、進化が止まりませんね。
藤井聡太タイトル獲得の賞金額は?(追記)
2023年10月時点で八冠を達成した藤井聡太さんですが、タイトル獲得賞金額を以下のとおりまとめました。
タイトル名 | 賞金額(予想) |
竜王 | 4400万円 |
名人 | 2500万円 |
王位 | 1000万円 |
王座 | 800万円 |
叡王 | 800万円 |
棋王 | 500万円 |
王将 | 300万円 |
棋聖 | 300万円 |
合計 | 1億600万円(最終予想) |
竜王戦については公表されているものの、それ以外については非公表であるため、あくまで予想となりますが、八冠全タイトル獲得で大体1億前後の収入となると考えられます。
藤井聡太八冠達成した場合の賞金額は?
藤井聡太さんが八冠を達成した場合の賞金額についてまとめました。
王座戦の賞金額は?
王座戦の賞金額はだいたい500万円から800万円程度と言われています。
ちなみに日本経済新聞が主催となっています。
年収総額はどうなる?
王座戦に勝利し、8冠を達成した藤井聡太さんの年収総額(予想)ですが、対局料や広告料なども勘案すると、推定3億円前後になるのではないかと考えられます。
また、8冠は前人未踏の記録でもあるので、メディアや広告業界などで今以上に引っ張りだこになる可能性がかなり高いです。
とすると、さらに収入も上がる可能性も高そうですね。
棋士の平均年収は?
プロ棋士の方たちの平均年収は700万円から800万円前後と言われています。
そこプラスで指導料や賞金、広告料などが追加されていきます。
日本の平均年収は300万円から500万円前後であるため、それよりも多いことが分かりますね。
藤井聡太の年収にネット上の反応は?
藤井聡太さんの年収についてネット上の声をまとめてみました。
まあ学歴だけで言うたら高校中退して実質中卒の藤井聡太よりワイのが上やけど、年収は藤井聡太のが遥かに上
引用:Twitter
藤井聡太くん、すげーー
年収2億くらいあるらしいし💴このくらいになると、スイカ取りこぼしても、何にも感じないんだろうなぁ🤔
引用:Twitter
藤井聡太七冠ほどのトッププレーヤーでも年収一億円ちょっと…
野球やサッカーなら一億プレーヤーなんてざらにいるのに…
もうちょっと何とかならないのかな?
(素人考え)引用:Twitter
など、億越えの年収をすごい!という声のほかにも、少なすぎるのでは?との声もありました。
でも確かに棋士の世界は野球やサッカーなどのスポーツと比べると狭き門で収入も少し低いような気もします。
それでも、億越えは凄すぎますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は藤井聡太七冠の年収推移や収入の内訳について調査しました。20歳にして1億円越えの収入がある藤井聡太さん、年々手にする額も増えていて、進化が止まりませんよね。
現在七冠ではありますが、八冠を手にすることになるのでしょうか。今後の活躍にも注目ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。