台風8号が2020年8月22日に発生したところですが、今後の進路状況や、米軍・ヨーロッパ予報など詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、台風8号について、進路状況・予報、そして発生場所など最新情報を詳しく調査しました!
目次
台風8号2020の進路状況は?
気象庁による、23日00時の台風状況です。
23日00時点での台風中心の最大風速は30m/sで、最大瞬間風速40m/sとなっています。
ただし、今後の予想としては、23日12時…最大瞬間風速40m/s、24日00時…最大瞬間風速60m/s、24日21時~…最大瞬間風速65m/sと、24時夜から25日にかけて台風が発達し、かなり強い風が吹くことが予想されます。
台風8号2020の米軍進路予想は?
米軍合同台風警報センター(JTWC)が予想している進路についてまとめました。
こちらの台風情報は、アメリカの軍事用に使用される情報で、時刻表記が協定世界時になっているので、日本時間については、協定世界時間+9時間で計算してみてくださいね!
引用:JTWC
22日14時30分時点は、日本の南西に位置しています。
ちなみに、
TS・・・Tropical Storm(台風)
→ 最大風速34ノット以上48ノット未満
TD・・・Tropical Depression(熱帯低気圧)
を意味しています。
追記:2020年8月24日 14時45分時点のJTWC情報です。
22日14時30分時点の位置と比べてもあまり変わっておらず、かなり遅いスピードで北上していることが分かります。
ただ、25日6時時点の予想でも、中心付近の最大風速35m/s、瞬間最大風速50m/sであるので、かなり注意が必要です。
台風8号2020のヨーロッパ進路予想は?
Windyでのヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の現在の台風進路です。(台風8号)
渦を巻いている気流が現在の台風の位置です。
台風8号2020の発生場所は?
台風8号は、2020年8月22日(土)の9時に、与那国島の南で発達中の熱帯低気圧が台風になったものです。
台風8号2020の日本への影響は?
台風8号(バービー)は、23日から27日にかけて北上してくるので、日本も暴風域に含まれる可能性もあります。(沖縄は23日以降、九州は25日から26日以降に最も近づきます。)
さらに、台風は北上しながら発達してくるので、河川の増水や、土砂災害、浸水などに注意及び警戒が必要となるでしょう。
台風8号2020の正式名は?由来は?
2020年8月22日に発生した台風8号の名前は「バービー」です。
バービーは、ベトナム北部の山の名前で、台風委員会により決められたアジア台風名の70番目の名前となります。
台風のアジア名や番号の付け方
北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風については、共通のアジア名を付けることとされています。
このアジア名には、あらかじめ140個の名前が用意されており、発生した順に用意された名前を付けています。ただ、上限は140であるため、140個目の名前「サオラ―(ベトナムレイヨウ)」が使われた後はまた最初の名前に戻り、1号目の台風の名前「ダムレイ(象)」が付けられ、140個の名前が繰り返し使われていくことになります。
ただし、大きな被害をもたらした台風などが起こった際は、要請を受けてそれ以降は使わないようにすることもあります。
まとめ
今回は、2020年8月に発生した台風8号(バービー)について、進路状況や発生場所、そして、米軍予報やヨーロッパ予報までまとめてみました。
台風は今後北上し、朝鮮半島に向かっていますが、それまでに発達しながら進んでくるため、西日本では暴風や大雨に警戒が必要となるかもしれません。
今後の情報にも注意を払っていきましょう。