台風14号が2020年10月5日に発生し、関西(大阪)や関東(東京)への接近しつつあり、アメリカ軍(米軍)の進路予想や大阪(関西)、関東への影響など、詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、台風14号について、関西や関東への接近情報や進路状況・予報、そして発生場所など最新情報を詳しく調査しました!
目次
台風14号2020の進路状況は?
【10月9日時点】台風14号の進路状況
気象庁による、9日9時の台風状況です。
10月9日9時時点の気象庁による進路予想です。この時点での中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sです。
今後、四国の南海上を北に進んだ後、東に向かって進路を変えますが、勢力を維持したまま進んでいくため、西日本や東日本の太平洋側で、大雨・暴風等の注意が必要です。
今後、10日9時時点では、中心付近の最大瞬間風速35m/s、最大瞬間風速50m/s、11日9時時点では、中心付近の最大瞬間風速30m/s、最大瞬間風速40m/sとの予想です。
台風14号2020の米軍(アメリカ軍)進路予想は?
【10月9日】最新情報
米軍合同台風警報センター(JTWC)が予想している進路についてまとめました。
こちらの台風情報は、アメリカの軍事用に使用される情報で、時刻表記が協定世界時(UTC)になっているので、日本時間(JST)については、協定世界時間+9時間で計算してみてくださいね!
引用:JTWC
UTC8日19時00分時点は、四国の南に位置しています。
ちなみに、
TY・・・Tyhooon(台風)
→ 最大風速64ノット(33m/s)以上
STS・・・Severe Tropical Storm(台風)
→ 最大風速48ノット(25m/s)以上64ノット(33m/s)未満
TS・・・Tropical Storm(台風)
→ 最大風速34ノット(17m/s)以上48ノット(25m/s)未満
TD・・・Tropical Depression(熱帯低気圧)
を意味しています。
台風14号2020のヨーロッパ進路予想は?
Windyでのヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の現在の台風進路です。(台風14号)
渦を巻いている気流が現在の台風の位置です。
台風14号2020の発生場所は?
台風14号は、2020年10月5日(月)の午前9時頃に日本の南の海上で発達していた熱帯低気圧が台風になったものです。
今年の10月に入って1個目の台風ですが、これまでの10月に発生する台風の平均個数は3.6個となっています。
台風14号2020の関西(大阪)・関東地域への影響は?
台風14号は2020年10月9日時点で四国南の海上に位置しており、これから日本に接近及び東へと進んでいく予定です。
この台風の接近により、10日頃に大阪を含む西日本で、11日頃には関東近辺で強い風が吹く見込みです。
10月10日の朝までの24時間に降る雨の量は、
近畿及び東海で400mm、関東甲信では130mmと予想されています。
また、11日までの朝までの24時間に降る雨の量は、
近畿・東海・伊豆諸島で200mm~300mm、そして関東甲信では100mmから200mmと予想されています。
暴風・高波や低い土地での床下浸水、そして土砂災害等に警戒しましょう。
ハザードマップの確認もお忘れなく。
台風14号2020の正式名は?由来は?
2020年10月5日に発生した台風14号の名前は「チャンホン」です。
ハイシェンは、ラオス語で白檀(ビャクダンという木の名前)を意味し、台風委員会により決められたアジア台風名の76番目の名前となります。
白檀はビャクダン科の熱帯性常緑樹で、香木として使われるほど甘い香りが特徴の木でもあります。
台風のアジア名や番号の付け方
北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風については、共通のアジア名を付けることとされています。
このアジア名には、あらかじめ140個の名前が用意されており、発生した順に用意された名前を付けています。ただ、上限は140であるため、140個目の名前「サオラ―(ベトナムレイヨウ)」が使われた後はまた最初の名前に戻り、1号目の台風の名前「ダムレイ(象)」が付けられ、140個の名前が繰り返し使われていくことになります。
ただし、大きな被害をもたらした台風などが起こった際は、要請を受けてそれ以降は使わないようにすることもあります。
まとめ
今回は、台風14号(チャンホン)について、予想進路等詳しくまとめました。今後日本の東に進み、大阪(関西)や関東では暴風や大雨にも注意が必要になってきます。土砂災害や水害等に備え、ハザードマップ等確認も必要ですね。
また最新情報が入り次第更新します。