台風2号(マーワー)が発生し、2023年5月22日現在も強い台風に発達していますね。
最新進路予想や米軍・ヨーロッパの台風情報、そして沖縄など日本列島への影響がどうなるか知っておきたいところ。
この記事では、台風2号2023の最新進路予想、米軍・ヨーロッパの台風情報、さらには沖縄などへの影響についてまとめていきます。
目次
台風2号2023最新進路予想(気象庁)は?
台風2号2023の最新進路予想(5月27日18時時点)について、気象庁が発表している情報は以下のとおりです。
引用:気象庁
勢力を拡大しながら北上してきており、今後はフィリピン、台湾を通りながら日本列島に近づいてくることが予想されています。
また、気象庁によると、24日の18時時点で、中心気圧が940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル、中心から185㎞は風速25メートル以上の暴風域となっています。
なお、風速15メートル以上の強風域は、25日(木)の時点では670㎞でしたが、27日(土)の時点では、1150㎞と1.5倍程度拡大してきていることが分かっています。
さらに今後の予想として、6月1日15時時点の予報では、中心気圧が960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速が35メートル、最大瞬間風速が50メートル、暴風警戒域が560㎞にも及ぶとされ、勢力は若干弱まる可能性があるものの、かなりの警戒が必要となります。
台風2号2023米軍(JTWC)の進路予想は?
台風2号2023の米軍合同台風警報センター(JTWC)進路予想は以下のとおりです。
こちらの台風情報について、アメリカの軍事用に使用される情報で、引用元では時刻表記が協定世界時(UTC)になっているので、日本時間(JST)については、協定世界時間+9時間で計算してみてください!
24日時点の情報です。
引用:JTWC
白い渦がグアムやフィリピンに近づいていることが分かりますね。
(追記)
27日時点の情報です。
引用:JTWC
さらに拡大しながら北上を続け、日本列島にも迫ってきていることが分かります。
TY・・・Tyhooon(台風)
⇒ 最大風速64ノット(33m/s)以上
STS・・・Severe Tropical Storm(台風)
⇒ 最大風速48ノット(25m/s)以上64ノット(33m/s)未満
TS・・・Tropical Storm(台風)
⇒ 最大風速34ノット(17m/s)以上48ノット(25m/s)未満
TD・・・Tropical Depression(熱帯低気圧)
を意味しています。
台風2号2023ヨーロッパ(ECMWF)の進路予想は?
台風2号2023のヨーロッパ(ECMWF)進路予想は以下のとおりです。
まず22日時点です。
引用:ECMWF
フィリピン近くの海上に、緑色の渦がありますが、こちらが台風2号『マーワー』となります。
続いて27日の進路予想です。
引用:ECMWF
色の部分がかなり濃くなり、台風の勢力が拡大していることが分かりますね。
さらに6月1日時点の予想進路です。
引用:ECMWF
沖縄付近にまで接近し、日本への影響が出る可能性もありますね。
(追記)
27日時点の進路情報です。
中心の緑色がかなり濃くなり、台風の規模が拡大してきていることが分かります。
台風2号2023沖縄(日本列島)への影響は?
台風2号2023について、今後、沖縄や日本列島に影響を及ぼす可能性もあります。
台風2号は現在日本の南に位置していますが、今後西寄りに移動した後、高気圧の縁に沿いながら北西に移動してくることも予想され、そうした場合、沖縄を直撃してくる可能性も少なくはありません。
現時点ではまだ、日本への影響についてはっきりしていないため、また新たな情報が入り次第更新します。
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台風2号2023特務機関NERVの進路情報は?
台風2号2023特務機関NERVの進路情報は以下のとおりです。
【台風第2号実況・予報 2023年05月27日 18:40】
大型で非常に強い台風第2号(マーワー)は、フィリピンの東を1時間に20キロの速さで西に進んでいます。 pic.twitter.com/ZjOftk8avz— 特務機関NERV (@UN_NERV) May 27, 2023
NERVは地震・津波・噴火・特別警報の速報や洪水や土砂災害といった防災気象情報を、利用者の現在地や登録地点に基づき最適化して配信するスマートフォン用サービスであり、Twitter上でもこのように発表してくれているため、定期的に確認することをオススメします。
台風2号2023windyの進路情報は?
台風2号2023についてwindyの進路情報は以下のとおりです。
フィリピンの海上で台風が渦巻きながら西へ移動しようとしているのが分かりますよね。
こちらが今回の台風2号である『マーワー』になります。
今後、この赤い部分が拡大し、渦を巻くスピードも速くなることが予想されます。
台風2号2023ウェザーニュースの最新情報は?
台風2号2023について、ウェザーニュースでは27日時点では、フィリピンの東の海上にて強風域の範囲が拡大されたため、大型台風になったと発表しています。
また、5月29日(月)以降には強い勢力を保ったまま沖縄の南の海上に達する見込みもあり、これらの地域に住む方や旅行に行く方は、暴風雨や高潮に備えた避難の準備も呼びかけられています。
また、日本列島全体への影響も懸念されておりますが、こちらもまだ確かな情報とはなっていないため、また情報が入り次第更新します。
台風2号2023いつ消滅する?
台風2号2023について、いつ消滅するかは現時点では分かっておりません。
ヨーロッパ中期予報センターの予報では6月1日頃には日本にも接近する見込みとしているため、すぐに勢力が落ちるとは考えにくいでしょう。
しかし、台風の寿命は平均的に、発生から低気圧に変わるまでで5日程度とされています。
台風は北上に伴って、中心付近の風速がだんだんと弱まっていく傾向にもありますが、一方で強い風が吹く範囲は大きくなことも・・・。
ただ、海面水温が熱帯地域よりも低い日本に台風が近づいてくると、海の水蒸気が少なくなるため、熱帯低気圧や温帯低気圧に変わる傾向もあります。
そのため、日本に来る頃には低気圧に変わり、台風の影響が出ないことを期待したいですね。
まとめ
今回は台風2号2023の最新進路予想について、米軍・ヨーロッパ情報、そして沖縄や日本列島への影響も詳しく調べてみました。
5月27日時点では、勢力を拡大しながらフィリピン、台湾に最接近しており、その後の進路としては北上してくる可能性もあることから、沖縄など日本への影響も懸念されています。
現時点ではまだ今後の明確な進路は分からないため、また情報が入り次第更新していきます。